電飾・LEDについて
日本でのイルミネーションの歴史
古来より、松明、篝火、漁火など暗闇を明るく照らすことは生活上の必要性や危険回避などの役割のほか、暗闇を昼のように変えてしまうことの効果は驚きでもあり、神秘的でもあり、お祭りなど祭祀でも効果的に使われてきました。
京都の夏の風物詩「五山送り火(ござんのおくりび)」も、京都の街を囲む5つの山の火床に「大文字(だいもんじ)」「妙法(みょうほう)」「船形(ふながた)」「左大文字(ひだりだいもんじ)」「鳥居形(とりいがた)」の文字や形に送り火を焚く、お盆の代表行事ですが、送り火や花火、精霊流しなど、今のイルミネーションに通じるものを感じます。
1900年4月30日に行われた神戸沖での艦隊式で、 夜の海面を灯りで飾られた各艦隊が照らしたと言われているます。またその3年後、1903年(明治36年)大阪の博覧会の会場正門がライトアップされ、大評判となりました。
銀座や横浜は貼ってに伴いガス灯が設置され、街並み、通りそのものが通年照らされるようになりました。
さらに、空間や建物に映像を投影するプロジェクションマッピングなど、時代の変化とともに、イルミネーションも少しずつ形を変えています。
最近では、技術の進歩により、LEDを使用した省エネタイプのイルミネーションが普及しており、よりカラフルで美しい光景が楽しめるようになっています。日本において商業的にイルミネーションが普及したのは、1960年代後半から1970年代初頭にかけてです。これは、経済成長期の到来により、都市部の商業地域や百貨店、レストランなどでクリスマスシーズンにイルミネーションを飾ることが一般的になったことが要因です。
東京では「表参道のケヤキ並木」「東京ミッドタウン・イルミネーション」、関西では「神戸ルミナリエ」などイルミネーションイベントが開催され、各地でのイルミネーションイベントが増加しました。
松明などの火を燃やしたものから、ガス灯、電球と発展し、現在ではLEDが発明されたことにより、イルミネーションの用途も使用範囲も広く、多様になり、大きなイベントや街単位ではなく、店舗装飾や自宅を彩るなど誰もが気軽に楽しめるようになりました。
電飾.com
弊社はもともと店舗装飾、POP制作の経験から、特にクリスマスはツリーとイルミネーションはセット利用が基本。
そのため、イルミネーションの取り扱いの機会も多く、いち早くその多様な可能性に注目してきました。
インターネットの普及に伴い、ライトやイルミネーションをご家庭から業務用ライトまで、じっくりと考えながらご購入いただけるようイルミネーションの販売を行う電飾ドットコムを立ち上げました。
開店当時は特にクリスマスのようにイルミネーションだけでなく、装飾の土台となるツリー、リースなどの造花・インテリアグリーンから、各種デコレーションパーツを網羅したネットショップは希少でした。
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今後は、弊社がこれまで依頼を受け、企業、店舗、商業施設やイベント会場、街中の装飾からマンションの敷地などの装飾全般の企画、提案、具体的な施工からメンテナンスまで受注、制作してきた経験を生かし、イルミネーションも含むディスプレイの総合企業として活動していく所存です。